ケニア国民議会、ルト内閣を男女比規定違反で違憲と宣言した判決を控訴
ケニア国民議会とモーゼス・ウェタンゴラ議長は7月10日、ウィリアム・ルト大統領の内閣構成が憲法の3分の2の男女比規定を満たしていないとして違憲を宣言した6月30日の高等裁判所判決に対し控訴通知を提出した。議会は男女比規定が任命職に直ちに適用されるかどうかについても争っている
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概要
ケニアの国民議会は7月10日、ウィリアム・ルト大統領の内閣構成が憲法の男女3分の2規定に違反しているとして違憲を宣言した2026年6月30日の高等裁判所判決に対し、控訴通知を提出した。控訴はモーゼス・ウェタンゴラ国民議会議長との共同申請だ。議会は、男女比規定が任命職において直ちに適用可能であるという裁判所の結論にも異議を唱えており、これは内閣を超えて政府内のジェンダー・クォータの義務に影響しうる憲法上の論点だ。
なぜ重要か
この事案は、ケニアの憲法上の男女クォータ(本来は公選職を対象)が大統領任命職にまで及ぶかどうかを試すものだ。控訴裁判所が高等裁判所の判断を支持した場合、ルトは内閣改造の圧力に直面するか、さらなる法的リスクを負うことになる。また結果によっては、男女比規定が直ちに適用されるのか、あるいは立法による実施を待つのかも決まる。
注目点
- 控訴裁判所が係争中の高等裁判所判決の暫定執行停止を認めるかどうか。
- ルトが裁判継続中に内閣改造を発表するかどうか。
- 任命職における男女クォータの適用可能性に関する控訴裁判所の判断。