米国がSwitchblade調達を拡大、陸軍LASSO選定、1.86億ドル発注、海兵隊は6月装備化
AeroVirometの徘徊型弾薬がウクライナへの緊急支援から米軍の常設有機打撃能力へと移行
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要約
米国は徘徊型弾薬をウクライナへの緊急援助から常設の軍種有機打撃能力へと転換しつつある。2026年2月、陸軍はAerovironmentに対し5年間9.9億ドルの致死的無人システムIDIQの下で1.86億ドルの納品発注書を発出し、Switchblade 600 Block 2および300 EFP対装甲弾薬を調達した。5月には陸軍が低高度潜伏打撃弾薬(LASSO)プログラムにSwitchblade 400を選定し、旅団戦闘チームに有機超視距精密打撃能力をもたらした。米海兵隊は「6月の時間枠」にSwitchblade 300 Block 20を作戦部隊へ装備化し、有機精密火力ライト(OPF-L)能力とする。AeroVirometは別途7.43億ドルの契約上限拡大を獲得した。累積効果として、神風ドローンが旅団と分隊の階層に恒久的な米軍教義として降りてきており、ウクライナのドローン戦争が西側の部隊構造を再形成している。
数字で見る
- 1.86億ドル、2026年2月陸軍納品発注書(Switchblade 600 Block 2および300 EFP)。
- 9.9億ドル、陸軍の5年間致死的無人システムIDIQの上限。
- 7.43億ドル、AeroVirometが獲得した追加契約上限の拡大。
- 「6月の時間枠」、海兵隊OPF-L(Switchblade 300 Block 20)の初期装備化。
- 4、米国プログラムにある現行Switchbladeのバリアント数(300、400、600、EFP対装甲)。
重要な理由
この発注は徘徊型弹薬を米国地上部隊に制度化する。応急措置としてではなく、旅団と分隊レベルの有機火力として定着させる動きであり、ペンタゴンがウクライナの教訓を吸収した最も明確なシグナルだ。また急成長するこのカテゴリーが一社の主契約者Aerovironmentに集中することで、単一供給源と増産能力に関する疑問も生じる。
注目すべき点
- LASSOとOPF-Lが装備化スケジュールを守れるか、また2027年度予算審査を乗り越えられるか。
- 生産増強能力とロシア・ウクライナの消費速度の比較。
- AeroVirometの徘徊型弾薬ほぼ独占に挑む競合他社の動向。