ボリビアで40年来最悪の危機が街頭に溢れ、パス政権の閣僚が相次ぎ辞任
10日間で国防・教育・労働大臣が辞任。約100カ所の道路封鎖、燃料・食料不足が深刻化し、大統領退陣要求が高まる
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概要
ボリビアの新大統領ロドリゴ・パスは10日間で閣僚を3人失った。四十年来最悪の経済危機が街頭に溢れ出たためだ。労働相エドガル・モラレスが約5月21日に退任し、続いて6月2日に国防相マルセロ・サリナスと教育相ベアトリス・ガルシア・デ・アチャが辞任した。引き金は2025年12月の燃料補助金廃止令であり、エネルギー生産の崩壊と慢性的なドル不足が重なった。鉱山労働者、教員、農民、運輸労働者が全国で約100カ所の道路を封鎖し、ラパスとエル・アルトへの食料・燃料・医薬品の供給を遮断した。政府は封鎖禁止のため90日間の非常事態を宣言した。抗議側はパスの辞任を要求しており、内閣内部も対話派と強硬派に割れているとされる。
対立の構図
国際報道は経済的ストレス下の統治能力問題として描く。左派・労働者系メディアは鉱山労働者に焦点を当て、内閣改造を緊縮政策のツケとして読む。地域メディアは内閣内部の亀裂を浮かび上がらせる。
数字で見る
- 約10日間で閣僚3人離脱(労働・国防・教育)
- 全国で約100カ所の道路封鎖
- 非常事態期間: 90日間
- 燃料補助金廃止令: 2025年12月
- ボリビア経済危機の規模: 40年来最悪
なぜ重要か
発足から数カ月の政権が閣僚を失い退陣要求に直面している事態は、リチウムと天然ガスで重要なアンデスの国の統治が脆弱であることを示している。
注目点
さらなる閣僚辞任またはパスへの退陣圧力。道路封鎖解除に向けた労組との交渉。非常事態の執行。燃料・ドル対策。