ルーマニア暫定首相ボロジャン、街頭抗議にもかかわらず公共部門給与再編法案を議会に提出へ、ブリュッセルは補償措置を要求
ルーマニアの暫定首相イリエ・ボロジャンは7月21日、街頭抗議が続く中、来週公共部門給与再編法案を議会に提出すると発表した。新給与体系は上位所得の公共部門職員の賃金を、低所得の同僚が追いつくまで凍結する。ブリュッセルは財政コスト相殺のために121億レイの補償措置を求めている
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まとめ
ルーマニアの暫定首相イリエ・ボロジャンは7月21日、公共部門の給与再編法案を来週議会に提出し、夏季休暇中の議員を呼び戻して採決を行うと発表した。法案は新しい給与体系を設け、現在体系の基準を上回る給与を受け取っている公共部門職員の賃金を、低賃金の同僚が同水準に達するまで凍結する。民選議員の給与を引き上げる条項が政治的摩擦を生み、抗議者から具体的な批判を受けた。EU委員会は法案の純財政コストを相殺するため、EU財政整理計画を承認する前に121億ルーマニア・レイの補償措置を要求している。
なぜ重要か
ルーマニアはEUの過剰赤字手続きの対象となっており、ブリュッセルによる補償措置の要求は、委員会が給与改革を相殺を要する部分的な財政緩和として扱っていることを示している。ボロジャンは暫定首相であることから政治的資本が限られており、一部職員の給与削減と高官の給与引き上げが併存する組み合わせは、選挙を前に法案の政治的な不安定さを高めている。
注目点
召集された臨時議会で法案が可決されるかどうか。EUがルーマニアの提案する補償措置を受け入れるか否か。そして抗議活動がブカレスト以外に拡大するかどうか。