インドネシアの第2四半期GDP成長率が5.29%に鈍化し、プラボウォ大統領の8%拡大目標に圧力
第2四半期成長率は2026年第1四半期の5.61%から減速した。財務省は下半期に回復すると予測する一方、LPEM FEB UIは第2四半期の成長率が5%を下回ると予測していた
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概要
インドネシアの2026年第2四半期のGDPは、8月5日に発表されたデータによると前期比5.29%成長となり、第1四半期の5.61%から鈍化した。この減速は、プラボウォ・スビアント大統領が在任中に年率8%成長を達成するという目標に直接圧力をかけており、ジャカルタ・ポストは政府の通年目標が「難題」になると報じた。財務省は通年で5.6%から6%の成長を予測しており、刺激策とインドネシア中央銀行との連携を背景に下半期の回復を期待すると述べた。経済調査機関であるLPEM FEB UIは、データ発表前に第2四半期の成長率が5%を下回ると予測していたが、実際の数値はその水準を上回り、それでも減速傾向を確認した。
重要な理由
5.29%と大統領の目標である8%の差は大きく、拡大している。大幅な下半期回復という政府のシナリオは、景気刺激策が効果を発揮し、世界経済が安定することが前提だ。インドネシア中央銀行がルピア防衛のために高金利を維持すれば、国内需要は抑制されたままとなり、通年予測の達成が難しくなる。
今後の注目点
- 2026年第3四半期のGDPで、政府の下半期回復予測が実現するかどうか。
- 第2四半期の弱い数値を受けたインドネシア中央銀行の金利決定。
- 財務省による5.6%から6%という通年予測の下方修正の有無。