まとめ
最高裁では、PSOE組織局元書記サントス・セルダンに対し、不正な公共事業契約でのキックバック、贈収賄、犯罪組織結成、影響力売買の疑いで並行審理が続いており、証拠を隠滅する恐れがあるとして仮勾留を確認した。セルダンは業者から手数料を受け取り、それをホセ・ルイス・アバロスとその側近に流したと疑われている。別途、市民警察隊(UCO)の捜査員がPSOEのフェラス本部を訪れ、社会党の元活動家レイレ・ディエスに関する情報を求めた。ディエスは党の「配管工」と称され、司法・警察の捜査を妨害するスキームを運営したとされている。これらの両案件は、アバロス・コルド事件とともに、スペインでのペドロ・サンチェスの国会出席で与党連立パートナーと野党に新たな攻め材料を与えた。
数字で見る
- 3、セルダンに対する疑いの罪数(贈収賄、犯罪組織結成、影響力売買)。
- 1、市民警察隊UCOによるPSOEフェラス本部の家宅捜索。
- 約15、現在PSOEとその周辺を巡る捜査・手続きの総数。
- 2027年、サンチェスが目指すと主張する予定選挙年。
重要な理由
セルダン事件は腐敗疑惑が個人を超えて党の機構にまで及んでいることを示し、「配管工」捜査は司法を積極的に妨害した疑いというより危険な告発を提起する。合わせてみれば、一連のスキャンダルがPSOEという党自体への問いへと転化している。
注目点
- フェラス捜索から生じる起訴または申立て。
- セルダンの最高裁事件の次の展開。
- 司法妨害疑惑が党幹部にまで広がるかどうか。