ミレイ大統領、AIが運営する「非人間企業」設立法案を議会に提出
AIエージェントが運営する新たな企業形態を創設、人間の株主は任意。ハラリは規制裁定と免責の懸念を警告
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要約
2026年5月29日、Javier Milei政権は1972年会社法(Ley 19.550)を改正する法案を議会に提出した。これにより「自動化企業(sociedad automatizada)」という新たな法人格が創設される。AIエージェントが運営する有限責任の事業体であり、人間の株主は任意とされる非人間企業だ。ミレイと規制緩和相のFederico Sturzeneggerは6月4日付の『フィナンシャル・タイムズ』への共同寄稿でその根拠を示した。AIを規制から解放し、新たな企業形態を加え、低税率制度を適用するという内容だ。歴史家ユヴァル・ノア・ハラリは反論を寄稿し、こうした企業は「規制裁定の専門家」となり、禁固刑という人間最大の抑止力はAIには無意味だと警告した。マイクロソフトAIのムスタファ・スレイマンはハラリを支持した。この提案はミレイの規制緩和路線をAIフロンティアへと拡大するものだ。
数字で見る
- 2026年5月29日、法案の議会提出日。
- Ley 19.550(1972年)、改正対象の会社法。
- 任意、新カテゴリーにおける人間株主の位置づけ。
重要な理由
可決されれば、アルゼンチンは自律エージェント企業の設立を認める初期の法域の一つとなり、AIベンチャーの集積地かつ責任法の試金石となる。企業に人間が不在の場合、損害の責任は誰が負うのか。批判派は規制裁定と免責を招くと警告し、支持派は先行者利益と位置づける。
注目すべき点
- 議会が法案を審議するか、または修正するか。
- 最終文書における責任設計と税制設計。
- 国際社会の反応、および他の法域が追随するか阻止するか。