OPECプラス、ホルムズ閉鎖で実行不能な2度目の象徴的増産を承認
7カ国が7月に日量18万8,000バレルを追加するが、サウジの割当量は閉鎖された海峡が実際に輸出を許す水準をはるかに上回る
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概要
OPECプラスの7カ国、サウジアラビア、ロシア、イラク、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーンは6月7日にオンラインで会合し、7月に日量18万8,000バレルを追加することで合意した。これは5月3日に決めた6月の増加分と同じだ。サウジとロシアはそれぞれそのうち日量6万2,000バレルを引き受ける。この引き上げは2023年4月からの日量220万バレルの自主減産の巻き戻しを継続するものだ。だが増加はおおむね名目上のものだった。イランとの戦争中にホルムズ海峡が閉鎖されたため、王国の割当量は日量約1,029万バレルへ上がる一方、3月の実際の生産は日量約776万バレル前後にとどまった。バレルを輸出できなかったからだ。補償期間は2026年末まで延長された。グループの次回会合は7月5日で、その頃には停戦が要衝を再開させているはずだ。UAEは7カ国のサブグループから離脱していた。
数字で見る
- 日量18万8,000バレル、7月の増加分、この数字での2カ月連続。
- 各日量6万2,000バレル、7月増産分のサウジとロシアの取り分。
- 日量約1,029万対約776万バレル、サウジの割当量対3月の実際の生産、ホルムズが強いた乖離。
- 2026年7月5日、次回OPECプラス会合、2026年末、延長された補償期間。
なぜ重要か
これらの決定は紙の上の市場を露わにする。Mohammed Bin Salmanの原油が閉ざされた海峡の向こうで足止めされる間、割当量の引き上げは何の意味も持たない。その本当の意義は先にある。ホルムズが再開すれば巻き戻しは実行可能となり、すでにサウジの収入を圧迫している停戦後の価格下落に上乗せされる。
今後の注目点
- ホルムズの往来が正常化した後の7月5日の決定。
- 巻き戻しが同じペースで続き、価格下落を深めるかどうか。
- 実際のバレルが市場に戻る中での遵守と補償。