コンゴ民主共和国、銅・コバルト精鉱の輸出を禁止し製錬業者に国内加工を義務付け
コンゴ民主共和国は8月6日、銅およびコバルト精鉱の輸出禁止を再施行し、未加工鉱石の国外輸出を遮断した。TRTアフリカはこの措置をコンゴが鉱業から国内でより多くの付加価値を取り込む取り組みの重大な拡大と評価した
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概要
コンゴ民主共和国政府は8月6日、銅・コバルト精鉱の輸出を禁止し、未加工鉱石の流出を断ち切り、採掘企業に国内精製か輸出停止かの選択を迫った。TRTアフリカはこの措置をコンゴが鉱業資源からより多くの付加価値を取り込む取り組みの重大な拡大と評価した。マイニングMXは新たな禁止令ではなく過去の禁止令の再施行と特定した。アフリカニュースは国内製造能力の拡大と国家収入の増加という公表目的を伝えた。コンゴ民主共和国は世界最大のコバルト埋蔵量を保有しており、禁止措置の影響はバッテリー、半導体、暗号通貨採掘機器のサプライチェーンに及ぶ。
なぜ重要か
コンゴ民主共和国からのコバルト・銅精鉱の流れは電気自動車・蓄電池・民生電子機器向けの世界バッテリーサプライチェーンを支えている。精鉱輸出禁止はコンゴの精鉱に依存する中国・欧州の製錬業者の操業を阻害し、既に逼迫している重要鉱物市場をさらに締め付ける可能性がある。コンゴが今年初めに実施したコバルト割当量の引き上げはコバルト価格を押し上げており、精鉱輸出の全面禁止はさらに強力なてことなる。
注目すべき点
- グレンコアやCMOCなどの大手採掘企業が法令を遵守するか、免除を求めるか、精鉱生産を停止するか
- 施行後数日間のコバルト・銅のスポット価格への禁止措置の影響
- 禁止措置が既製のカソード銅を対象としているのか、それとも未加工精鉱のみを対象としているのか