トルコ裁判所がトルコ野党党首を失職させ前任者を復帰させる
イスタンブールの裁判所がCHPの2023年大会を無効と判断し、オウズル・オゼルを失職させてケマル・クルチダルオールを復帰、エルドアンの主要野党への司法圧力が深まる
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概要
イスタンブールの控訴裁判所は5月21-22日、票の買収疑惑を理由にCHPの2023年11月の党首選大会を無効と判断し、選出された党首オウズル・オゼルを失職させて前任者のケマル・クルチダルオールを復帰させた。検察は、オゼルが「雇用と賄賂の約束」によって党首の座を得たと主張している。この判決でトルコ株は急落し、特にイズミルで抗議活動が発生した。800人以上のCHP代議員が臨時大会の開催を求める請願書を提出し、オゼルは党が「押し付けられた指導部の下では統治できない」と述べた。この判決は、イスタンブール市長Ekrem İmamoğluの収監や6月16日のCHP系市町村に対する一斉逮捕(シリヴリ市長を含む)など、野党に対するより広範な司法攻勢の中で下された。また、Recep Tayyip Erdoganが新憲法制定に必要な超多数を得るために野党の分断を必要としている時期と重なる。
数字で見る
- 2026年5月21-22日、控訴裁判所がCHPの2023年大会を無効と判断。
- 800人以上、臨時大会の開催を求める請願を提出したCHP代議員数。
- 2026年6月16日、シリヴリ市長ら10人が別件捜査で逮捕。
- 2028年、CHPが弱体化させられようとしている次回の大統領選予定年。
なぜ重要か
投票箱ではなく裁判所命令で主要野党の首を取ることは、エルドアンが新憲法のための超多数と4期目の可能性を追い求める中で、組織化された競争相手を排除する。内部の指導部争いに消耗するCHPは、その両方に対して障害として機能しにくくなる。
注目点
- 臨時大会がオゼルを復帰させるか、それとも分裂が固定化するか。
- 市場の反応と、CHP系市町村でのさらなる逮捕の有無。
- 指導部の空白がイマモールの弁護と憲法闘争にどう影響するか。