最高裁、ウォーターゲート後の政党・候補者間協調支出制限を6対3で廃止
カバノー判事が多数意見を執筆したNRSC対FEC訴訟において、1974年以来の協調支出上限を違憲と判断。全国政党委員会が個々の候補者と協調して支出できる金額の上限を廃止し、連邦選挙における政党資金への最後の主要な制限を撤廃した
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概要
最高裁は6月30日、NRSC対FEC訴訟において6対3で、全国政党委員会が個々の候補者と協調して支出できる金額に関する連邦制限を廃止する判決を下した。1974年から続いたウォーターゲート後の選挙資金規制が終わりを迎えた。ブレット・カバノー判事が保守多数派の意見を執筆し、52 U.S.C. § 30116の上限が修正第1条に違反すると結論付けた。本判決は、同制限を支持していたFEC対コロラド共和党連邦選挙委員会(2001年)判決を覆す。リベラル派3判事は反対意見で、本判決が選挙資金制度を「根本的に作り替え」、汚職の「明白な」可能性をもたらすと警告した。
なぜ重要か
政党は今後、上院・下院候補者と直接協調して無制限に支出できるようになり、事実上候補者の選挙運動の延長線となる。本判決は、Citizens Unitedから現在に至るまでの修正第1条判決の連鎖を完成させ、連邦選挙資金の主要な枠組みの大部分を解体した。2026年中間選挙まで4か月というタイミングでの判決となった。