ルーラとボルソナロ息子がブラジルの10月投票に向けて全くの互角で臨む
収監され立候補禁止となったジャイル・ボルソナロは上院議員フラヴィオに旗を託した。80歳のルーラは4期目を目指しレースは引き分け状態
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概要
ブラジルは2026年10月4日に投票し、過半数を獲得する候補者がいなければ10月25日に決選投票となる。労働者党の現職ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ(80歳)は前例のない4期目を目指す。最高連邦裁判所で有罪判決を受け2030年まで立候補が禁じられ2025年に逮捕されたジャイル・ボルソナロは、息子の上院議員フラヴィオ・ボルソナロ(PL)が家族の旗を担うよう後押しした。世論調査ではルーラとフラヴィオ・ボルソナロが統計的同点にあり、12月にあったルーラの12ポイントリードから縮まった。暴力犯罪と経済的逼迫が2022年の腐敗の枠組みに取って代わり有権者を動かしている。他の候補者にはミナスジェライス州知事ロメウ・ゼーマ(NOVO)と元ゴイアス州知事ロナルド・カイアード(PSD)がいる。トランプ時代の関税下でのワシントンとの関係がレースに影を落としている。
数字で見る
- 2026年10月4日、第1回投票。必要に応じ10月25日決選投票。
- 46%対46%、最近のルーラ-フラヴィオ・ボルソナロ世論調査、完全な引き分け。
- 12ポイント、今は消えたルーラの12月リード。
- 80歳、4期目(2期連続)を目指すルーラの年齢。
- 2030年、ジャイル・ボルソナロが合法的に再び立候補できる最も早い年。
なぜ重要か
ラテンアメリカ最大の経済で引き分けのレースが、老齢の現職と収監された元大統領の代理人である世襲的な候補を対峙させ、犯罪と経済が有権者を再形成している。結果はブラジルのワシントン、BRICS bloc、アマゾン気候政策に対する姿勢を今後数年にわたって規定する。
注目点
- フラヴィオが右派を結集するか、それともゼーマ・カイアードに対して分裂するか。
- 80歳で全国選挙運動を続けるルーラの健康と体力。
- ボルソナロ家の立候補資格とPLのチケットに関わる司法判断。
- 経済論争に乗じるワシントンからの関税・貿易シグナル。