ラインメタル、通常弾薬の生産でドイツが米国を追い抜いたと表明
パップベルガー氏は砲弾を年7万発から110万発に増やしたと説明。欧州の155mm生産は今や米国のラインを上回る
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概要
ラインメタルのアルミン・パップベルガーCEOは2026年4月26日、通常弾薬の生産でドイツが米国を追い抜いたと述べた。ラインメタルは中口径弾の生産を年80万発から400万発へ、155mm砲弾を7万発から110万発へ引き上げ、軍用トラックの生産は600台から4,500台へ増えた。同氏は2030年までに従業員7万人を見込む。この主張は停滞する米国の状況と対照的だ。米陸軍は月10万発(年約120万発)という目標に依然届かず、達成は2026年半ばまで見込めない。一方で欧州連合に英国とウクライナのラインを加えた生産は年約280万〜300万発の155mm砲弾に向かっている。ラインメタル単独でも2027年までに150万発を目標としている。Shell ProductionおよびBAEのグラスコード155mm砲弾工場、計画能力を倍増しながらも遅延を参照。
数字で見る
- 7万 → 110万、ラインメタルの155mm砲弾(年間)。
- 80万 → 400万、中口径弾(年間)。
- 600 → 4,500、軍用トラック(年間)。
- 約280万〜300万、2026年のEU+英国+ウクライナの155mm砲弾見込み(年間)。
- 約120万(年間)、米国の155mm目標。月約4万発で依然未達。
なぜ重要か
長期戦を支えられるのは誰かという構造的な転換だ。ラインメタルを筆頭とする欧州の産業基盤は、消耗戦の前線を左右する砲弾の生産で今や米国を上回り、大西洋をまたぐ供給関係とウクライナへの再補給の構図を塗り替えている。
注視すべき点
- ラインメタルが2027年までに年150万発の砲弾に到達するか。
- 米陸軍の月10万発に向けた進捗。
- パップベルガー氏の数値が公式報告やSIPRIのデータで独立して裏付けられるか。