ウクライナのドローン攻撃でロシア・タンボフ州のWildberries物流センター7人死亡、モスクワ州の石油貯蔵施設も被弾
7月17日から18日の夜、ウクライナのドローンがタンボフ州コトフスク市のWildberriesフルフィルメントセンターを攻撃し、夜間シフトの作業員7人が死亡、24人が負傷した。タンボフ州知事エフゲニー・ペルヴィショフが発表した。モスクワ州の倉庫と石油貯蔵施設への別の夜間攻撃では大規模火災が発生し、20人以上が死傷したとKyiv Independentが報じた
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概要
7月17日から18日の夜、ウクライナのドローンがロシア・タンボフ州コトフスク市のWildberries Eコマース向けフルフィルメントセンターを攻撃し、夜間シフトの作業員7人が死亡、24人が負傷した。タンボフ州知事エフゲニー・ペルヴィショフが明らかにした。同時にモスクワ州の倉庫と石油貯蔵施設への攻撃も発生し、大規模な火災が起きて20人以上が死傷したとKyiv Independentが報じた。亡命ロシア系メディアのMeduzaは、同夜の攻撃で2つの州それぞれのWildberries施設が標的にされたことを確認した。キーウ側は攻撃の関与を認めていない。Kyiv Independentによると、今回のモスクワ州攻撃は、ウクライナ軍がモスクワへの史上最大規模のドローン攻撃を行い市内の製油所を攻撃した6月18日からちょうど1か月にあたる。
見方の違い
ロシア国営メディア(RT)とタンボフ州知事は、タンボフへの攻撃を軍事施設ではなく夜間シフトの倉庫作業員を雇用する物流会社、つまり民間雇用主に対するウクライナの攻撃として位置付けた。ウクライナ側から報じるKyiv Independentは、ロシア首都圏のエネルギーインフラへの広範なドローン作戦の文脈でモスクワ州の石油貯蔵施設攻撃を取り上げ、民間人への攻撃という側面は強調しなかった。亡命先の独立したロシア語メディアとして戦争を報じるMeduzaは、両攻撃がともに同じ商業ブランドWildberriesの施設を2つの州にわたって標的にしたことを確認し、国営メディアとウクライナのメディアがそれぞれ単独では示さなかった関連性を提示した。フィードに掲載されたどのメディアもウクライナ政府の声明を引用しておらず、キーウは攻撃を公式に認めていない。
数字で見る
- 7人、タンボフ州コトフスクのWildberries物流センターでの死者数
- 24人、タンボフ州攻撃での負傷者数
- 20人以上、Kyiv Independentによるモスクワ州の倉庫と石油貯蔵施設での死傷者数
- 2か所、同夜のドローン攻撃で被弾したロシアの州(タンボフ + モスクワ州)
- 6月18日、ウクライナによるモスクワへの史上最大規模のドローン攻撃の日付(市内の製油所を攻撃)
なぜ重要か
ウクライナのドローン作戦は、軍事・エネルギーインフラから商業物流へとターゲットを移しつつあり、1夜でロシア最大規模のEコマース企業の施設を2つの州で攻撃した。フルフィルメントセンターでの7人の民間人死亡は、石油貯蔵施設への攻撃とは異なる国内的な圧力をもたらす。Wildberriesはロシアの消費者が日常的に利用する小売業者であり、倉庫作業員の死亡は製油所の火災とは異なる政治的な可視性を持つ。