中国、電力需要が1万TWhを超える中、2030年までに超高圧送電線15本を新設へ
超高圧計画は省間送電能力を約35%引き上げ、再生可能電力を東部へ送ることを目指すが、資源豊富な西部では出力抑制が続く
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要約
中国は2025年に年間電力消費量が1万TWhを超え、需要は2030年まで年8~9%の成長が見込まれる。再生可能エネルギーが豊富な西部・北部の省から東部の需要地へ電力を送るため、北京は2026年から2030年にかけて15本の超高圧(UHV)送電線を新設し、省間送電能力を約35%引き上げ、年間約200GWhの追加的な再生可能エネルギー接続を可能にする計画だ。再生可能エネルギーは2025年半ばまでに設備容量の約59%を占めたが、石炭が依然として長時間稼働し、電網が風力と太陽光を吸収できない地域で出力抑制が続くため、実際の発電に占める割合はより小さい(2024年で低炭素は約38%)。
数字で見る
- 1万TWh超、中国の2025年の電力消費量(世界初)。
- 8~9%、2030年までの年間需要成長の見込み。
- 15、新設予定の超高圧送電線、2026~2030年。
- 約35%、省間送電能力の目標増加率。
- 約59%/約38%、設備容量に占める再生可能の割合と実際の低炭素発電の割合。
なぜ重要か
中国の出力抑制の隙間、すなわち電網が運べる速度より速くクリーンな容量が建設されることが、超高圧が解決すべき核心的な問題だ。送電が追いつくかどうかが、世界最大の再生可能エネルギー群がどれだけ実際に石炭を置き換えるかを決め、世界の排出に影響を及ぼす。
注視点
- どの超高圧回廊が最初に着工し、その運転開始時期はいつか。
- 2026年の新疆、内モンゴル、青海における出力抑制率。
- 送電能力の上昇に伴い石炭の容量追加が鈍化するか。