スターシップV3は着水成功、スーパーヘビーは墜落、FAAが飛行を停止
第12回飛行試験で上段機体を実証したが、新型ブースターが反転して失敗、調査によりプログラムが停止
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概要
SpaceXは2026年5月22日、スターベースからスターシップ/スーパーヘビーV3の初号機となる第12回飛行試験を実施した。パッド2からの初打ち上げであり、ラプター3エンジンを搭載した初の飛行でもある。Starshipの上段機体は任務を完遂し、Starlinkダミー衛星20基とカメラプローブ2基を展開して、インド洋の目標地点に着水した。一方、新型スーパーヘビーブースターは失敗した。分離後に異常な速さで反転し、ほとんどのエンジンが失火してメキシコ湾に時速1,450kmで墜落した。5月27日、FAAはブースターの失敗を事故と認定し、スペースX主導の調査が完了するまでスターシップを飛行停止とした。V3は急速な再使用、アルテミス月面着陸、Starlink第2世代展開に必要なバージョンであり、ブースターの後退は上段機体の成功を上回る重大性を持つ。
数字で見る
- 12、飛行番号。V3機体とラプター3の初飛行。
- 20、準軌道試験で展開されたスターリンクダミー衛星の数。
- 1,450 km/h、スーパーヘビーブースターがメキシコ湾に衝突した速度。
- 5月27日、FAAが事故を認定してプログラムを停止した日付。
なぜ重要か
V3はスペースXが真の再使用を実現し、Starlink第2世代を大量展開し、アルテミス月面着陸機を実用化するための道筋だ。ブースターの後退にFAAの飛行停止が重なることで、米国の宇宙アクセス上の優位性とGolden Dome'sの打ち上げ前提が依拠するペースが停滞する。
注目点
- 事故調査が修正可能な原因を特定するか、V3の設計上の問題を示すか。
- FAAの飛行停止がどれほど続くか、および第13回飛行の日程。
- スターリンク第2世代の展開がこの影響で遅れるかどうか。