ロビト回廊が入札段階に到達、50億ドル規模の建設に対し40億ドル超を確約
9社のEPC建設業者がアンゴラ・DRC・ザンビアの路線を視察、優先入札者は8月までに決定見込みだが、ザンビア区間の資金調達は2027年後半にずれ込む
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概要
Lobito Corridorは、アンゴラの大西洋岸の港ロビトをDRCと ザンビアの銅・コバルトと結ぶ約1,300km超の鉄道で、EPC入札段階に入った。9社の建設業者が 現地視察を完了し、入札は2026年半ばが期限で、優先入札者は7月から8月に見込まれ、初期工事は 2026年後半から2027年初頭の可能性がある。確約済みの資金は40億ドルを超え、これは約50億から66億ドルの コストに対するものだ。内訳は米国DFCからの5億5300万ドルの融資、 南部アフリカ開発銀行からの2億ドルの融資、加えて世界銀行とAfDBの支援である。 ザンビア区間は遅れており、アフリカ金融公社は2026年第3四半期に資金を調達し、財務クローズは 2027年第4四半期が目標だ。ワシントンはロビトを一帯一路への 重要鉱物での旗艦的な対抗策と位置づけており、これはEUのグローバル・ゲートウェイの 旗艦事業も兼ねている。
数字で見る
- 約1,300km超、回廊の全長(ロビト → DRC・ザンビアの銅ベルト)。
- 40億ドル超、約50億から66億ドルの総コストに対する確約済み資金。
- 5億5300万ドル、ロビト・アトランティック鉄道コンソーシアムへの米国DFCの融資。
- 9、入札前に現地視察を実施したEPC建設業者の数。
- 2027年第4四半期、ザンビア区間の目標財務クローズ。
なぜ重要か
ロビトは、西側が一帯一路の規模で鉱物回廊を資金調達し建設できるかどうかを問う最も具体的な試金石だ。 建設入札への到達は現実の前進だが、複数年にわたる資金調達の尾を引く部分と、トランプの2026年予算から PGIIが欠落したことが、この事業を政治的・資金的なずれ込みにさらしている。
注視すべき点
- 7月から8月、優先EPC入札者の選定と契約の授与。
- AFCの2026年第3四半期のザンビア区間の資金調達と、クローズが2027年第4四半期に持ちこたえるか。
- トランプ政権下でのPGIIの予算からの欠落にもかかわらず、米国の確約が存続するか。